You'll Never Walk Alone

日常雑感、ふるさとの身近な山、自然、歴史等を綴ります。

「自分の強さを作る」ということ。(走ってみた)

こんにちは。t-kiteです。

 

最近の調子はすこぶる良く、昨日は近所の公園を思い切り走ってみました。

午前中、20分を1クールに3回。

午後は2クール。

 

わかったことは、「走ると無心になる瞬間」がある、ということです。

登山の時も、登っていて数時間でフッと何も考えなくなる、すべてを忘れる瞬間があります。

 

最近は悩んでスマホを見て、気分が落ちて…の悪循環もありました。

今の職場に戻るかどうか、今も悩んでいます。

 

昨日走り、帰った後、そして今朝。

とても爽快でした。

問題は何一つ解決はしていないけれども(笑)。

毎日はなかなかもたないと思うので、一日おきにでも少しジョギングしようかと。

暗い気分でいるよりは、いいかも、と自分に言い聞かせています。

 

とりあえず、明日から少しずつ自分のスキルや資格を上げるため、勉強も少しずつしていきたいと思います。

できることを少しずつ。

職場との距離感等々はこじれていますが(苦笑)、社会復帰をしたいので、頑張りたいと思います。

 

とりとめのない文章での更新ですが、また書きたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

雪かき中に、泣けてきた。(“居場所”の大切さを思い出す)

こんにちは。t-kiteです。

 

こちらは、雪が降りました。

一面の銀世界。

今冬、初めてのまとまった雪です。

20センチくらいは積もったでしょうか。

 

“雪かき”をすることの功罪(苦笑)

久しぶりに朝早く(6:30頃)から1時間ほど、雪かき。

 

家族の車が出せるように、雪をかき、遠くへ放り投げる。

ひたすら、雪かきスコップ or 人力ダンプでかき出すこと30分。

 

隣近所の車が出勤のため、通り過ぎていきます。

 

「そんな時間帯か」と思いつつ、

それでも、ひたすら雪を書き出す、放り投げる。

 

だんだん、悲しくなってきました。

 

他の人は行くところが、ある。

僕は、ここで雪をかいた後、どうするのだろう。

とりあえずの行き場もない。

 

去年の今頃は、職場で一生懸命雪かきをして(人数が少ない職場でした)、

多少は頼られてもいたのに…。

今は、休んでいる。

何なのだろう、これは、と思いながら、雪かきをする。

 

自分の車の上に積もった雪をかき出している頃、外に出てきた母親が

声をかけてきました。

 

僕は、泣いていました。

汗とは違う何かが、目にじわりと。

 

いけないんでしょうね、本当は。

こういう風に考えながら作業するの。

 

でも、今日は考えてしまった。

親から止められなければ、まだがむしゃらに外にいたかもしれない。

思い出して落ち込んでいたと思います。

 

居場所があるということ

「居場所がある」って大事だと思います。

 

仕事自体が「居場所」となると、それも大変ですが、

頼りにされる、慣れたところでやっていけるというのは、僕にとっては大事なもの。

数年経つと、異動で場所が変わる。

フィットすればいいですが、

昨年の11月、僕はそれでは駄目だった。

ブラックな職場ではなかったですが、気分が持ち上がらなかった。

 

わがままなんでしょう、きっと僕は。

戻ることもできず、かといって、復職するにも「11月在籍時の職場での復職」が前提。

 

人生の岐路、正念場。

考えれば考えるほど、袋小路だな、と思う毎日です。

病んで休んで、力仕事もできて。

ここまで考えるエネルギーが出てきた事を喜ぶべきなのか。

 

今日はどんよりとした雪空の一日となりそう。

本を読む等、自分の気持ちを落ち着けよう。

そんな一日もいいよね、と今日は自分に言い聞かせながら過ごすことになりそうです。

曇り空を眺めて。(休んでいるけど月曜は辛い)

こんにちは。t-kiteです。

 

僕の住んでいる地域では、午後から雪マークが…。

朝からどんよりと蜘蛛が空を覆っています。

こんな日は、なんとなく気分が落ちるのか、不安な気になります。

 

朝は、

「今日一日をどう過ごそうか?」

朝食を取り終わる頃には、

「9時過ぎからどうしようか」

お昼前には、

「午後はどうしようか?」

不安になります。

週も半ばになると、落ち着きますが。

 

こういった気持ちを振り払うため、

読書記録をパソコンに打ち込んだり、

ウォーキングに出てみたり、喫茶店に入ってみたり。

 

事情により、休職中はアルバイトにも出れない状態。

体は動く。でも、職場に戻るのは不安。

あの建物の中に行くのも、抵抗がある…。

そして何より、現在の職種に対するモチベーションが全く出ない。

辞めたいとさえ思っている。

 

八方塞がりだな、と月曜日の朝は、気分が落ちることが多いのです。

自分の心の「芯」のようなものがまたできれば、よいのでしょうが…。

何かがぽっかり抜け落ちているような、そんな感覚に月曜はなります。

 

午後からは雪(のはず)。

雪かきでもすれば、また気分転換にもなるのか。

 

つらつらと書きましたが、今日は、本当に気持ちを書いただけで終わりそうです。

こういう時の辛さって、時間が解決してくれるのでしょうか。

同じだよという方、コメント等々教えていただけると、うれしいです。

 

「あきらめる」ということ。(”人生の岐路”を考える)

こんにちは、t-kiteです。

今日は、少し短めに書きます。

 

まだ、医師等との話はこれからですが、どうすればいいか、迷っています。

 

今の職場に復帰するか。

それとも、以前、就いていた職種に戻る準備をし、そちらに戻るか。

はたまた、独立(自分で何か仕事をおこす)か…。

 

以前は、教員でした。

 

体調を崩し、一度その道からはずれ、別の職業へ。

でも、どうしても今の職場の雰囲気になじめません。

前職を中途半端に辞めた後悔はずっと頭の中にあります。

 

休職し、これからどうするのか。

現在、40代前、人生の岐路だな、と思っています。

今は休みながら、考えていますが、社会復帰もしたい。

 

どうすればいいのか…。

先日、こんな本を買いました。

諸富祥彦『人生を半分あきらめて生きる』

AmazonのHPにリンクしています)

 

答えが見えず、先の見えない毎日。

考えるためのヒントになればいいかなと、思っています。

「仕事」「働く」って何なのだろう?(姜尚中氏の本を読んでみた)

こんにちは、t-kiteです。

休みの間、いろいろと考える時間が増えてきました。

外出もこうして図書館で数時間~終日(やる気になれば)、PC、机に向かうこともできています。

 

ただ、同じ職場に復帰できるのか(憂うつな気分を再発させたくないので)、

仕事に対するモチベーションをもう一度休む前の職場で維持しつつやっていけるのか。

まだ不安です。

今朝は、やる気の下がったまま書類を作っている昨年の光景の夢を見て、気分が落ちていました。

ゾッとする、ヒューッと気分が落ちる感覚です。

今は消えましたが、この感覚があるうちは、どうなのか?

いろいろと考える毎日です。

これを読んでくださっている皆さんは、いかがでしょうか?

 

しかし、今後、社会復帰を図るうえで「どう働いていくか」を考えることは、避けては通れない話です。

あまり「仕事」を難しく考えてもいけないとは思いますが、されど「仕事」。

なぜ休んでしまったのかを考えると、仕事に対する“モチベーション”や「今後、どのように仕事と向き合っていけば良いか」を見失ってしまったことに尽きると思い、こんな本を読んでみました。

 

読んだ本はこちら。

 姜尚中『逆境からの仕事学』(NHK出版新書)

AmazonのHPにリンクしています)

 

《概要》

 多くのメディアに出演し、静かな語り口で、知見を語っている政治学者の姜尚中氏。

 彼が自身の体験、半生をもとに、現代社会において「働くこととは何か」を考え、私たちに「仕事」の意味を問いかける。

 本書は、下記のような構成となっている。

  ・人はなぜ働くのか

  ・読書をすることの意義と古典たち

  ・歴史リーダーについて

  ・これからの働き方

 単なるハウツー本ではなく、私たち読み手が自分自身へ問いかけをすることで、これからどのように、この困難な現代社会で「働いて」いけるのか、の一つの道標となるような一冊だ。

《感想》

 

 この本で印象に残った文章はいくつもあったが、特に前半部分の

 「一つの領域に自分を100%預けてしまわないこと」(p.41)

そして、「自然(じねん)」(p.50)〔自分をありのままに認識する〕。

この2点だ。

 重圧に押しつぶされないためにはこれらのことが必要だが、筆者が冒頭「仕事は自分らしさを表現する」と書いている点にもうなずけた。

 仕事が「社会への居場所を確保するもの」であるともに、「自分らしさを出したい」というのは人間として当然の思いだと思う。

 こうしたことが、今の仕事にあるのか。もしくは、これから出せるのか。そもそも仕事で出せる「自分らしさ」とは何なのか、ということも考えてしまう。

 

 要は“バランス”なのだ、と今は考える。「仕事」に過度な“思い”は持たず、潰れないために仕事以外の軸を持つ。

 簡単なようで、難しい。

 今の仕事でこうしたことができるのか、同じ職場に復帰して、このような思いを持ち続けられるのか?

 

 今は、職場から離れているので、心に余裕を持って考えられているのではないか等々…。様々な思いが頭に浮かぶ。

 すぐには結論づけられない。

 

こうしてゆっくりと本を読み、少し前向きに社会復帰を考えられ始めているのは、回復している(エネルギーが充電されている)証拠だと思います。

 本書を読み終えた後、逃げずに考え、家族とも話をしながら、活路を見いだしていきたいと改めて思いました。

「幸せ」って何?(『100分de名著ブックス』を読んでみた)

こんにちは。

t-kiteです。

久しぶりのブログ。

お休みは継続中です。

通院しつつも最近は、大分エネルギーも充電されてきた感じで、少し遠出をしたりもできるようになりました。

昨年のひどかった時の「落ちる感覚」も少なくなりましたが、手足の冷えを感じることがたまにあります。

休んでいる期間も長くなり、社会に出なければ…と思う時間も増えてきました。

図書館に行ったり、外に出たり。できるだけ家の外で過ごす時間を増やしてきている毎日です。

お休みが長くなったとき、経験者の皆様は、どのように過ごしていたのでしょうか?

教えていただけると、ありがたいです。

 

回復はしてきましたが、、ふと、考えるときがあります。

「生きづらい」とか「今の仕事(職場)に、なぜいるのか」と考え込んでしまい、心身が不調になってしまう。どうしたら良いのか、と。

 

そんな時、書店を歩いていて見つけ手に取ったのがこちらです

合田正人『アラン 幸福論』(NHK 100分de名著ブックス)

(AmazonのHPにリンクしています)

 

《概要》

 NHK Eテレで放送されている古今東西の名著を紹介する番組「100分で名著」。

 その番組で2011年11月に紹介された内容を加筆・修正して出版されたもの。

 アラン〔本名:エミール・シャルチエ〕(1868~1951)が執筆した膨大なプロポ (1つの話題を便箋2枚に書く現代でいうコラムのようなもの)から『幸福についてのプロポ』として1925年に初版、1928年に93篇を収録し、第2版が出版された。

 このいわゆる『幸福論』は、「幸福」について体系立った文章で構成された哲学書ではなく、「毎日の暮らしの中で自分はこう考えた届く社に伝える」(本書p.20)、やわらかい哲学書である。

 本書では、アランの生涯から、彼を取り巻く哲学者たちとの関係、そして『幸福論』の内容について、わかりやすくまとめられている。

《印象に残ったことば》

 ◇「幸福になりたいと思ったら、そのために努力しなければならない。無関心な傍観者の態度を決め込んで、ただ扉を開いて幸福が入るようにしているだけでは、入ってくるのは悲しみでしかない。」(90)〔p.53〕

 ◇「結び目をほどく必要がある。それは簡単な仕事ではない。誰もがよく知っているとおり、怒りと絶望はまず第一に克服しなければならない敵である。それには信じなければならない。希望をもたねばならない。そして微笑まねばならない。そうしながら、仕事しなければならない。」(69)〔p.56〕

《感想》

 原著が難解だと長時間の読書は厳しいかも…。しかし、本書は平易な文章で気軽に読める本だった。

 アランの「幸福は自分の力で作り出すもの」という言葉は、そのとおりなのかな、と思う。

 「行動」して「笑顔」で幸福を自分自身に呼び込む。そういうことが少しずつ、日々の生活や仕事で、できたらいい。

 笑顔でいたり、「1日のどこかで楽しみを見つけよう」と気づけただけでも、現在のお休み期間で得られた収穫だと思う。

 できるだけ毎日こうした気持ちを持てるように、他人のためでなく、自分のために「行動」していきたい。

 無理せず、前向きに生きようと思うことを続けたい、読んでみて、そう思う1冊でした。

 またこういう哲学的な本も気が向いたら、手に取っていきたいと思います。

蹴球に魅せられて(「名将」たちの言葉に学ぶ)

パッションを再び持つために

昨年も終盤。

地元のJリーグチームを長く引っ張ってきた監督が辞任した。

「やりきった」と言い切っての退任会見を観た。

ちょうど、自分自身は仕事を休んでおり、違った意味で燃え尽きた状態で、このニュースを知った。

監督は孤独で、大変な仕事だと思う。

やりきって辞めることの方が少ないのではないか。

こうしたプロの監督に一つ質問ができるとしたら、これだ。

「道半ばで辞任を余儀なくされた時、どのように再起を図るのでしょうか」

心のどこかに、パッションとロジックを再び、持ちたい。

そんな思いで手に取ったのが、この本だ。

『Football Quotes 名将たちの言葉』(英和出版社

amazonのHPにリンクしています)

あらすじ

 海外サッカーの名だたる名将たち。

 彼らは各々、多くの栄誉、名声、結果を手に入れてきた。

 その「名将」たちは、それぞれ明確な戦術とともに、“哲学”と“美学”を持っている。

 本書は、サッカーにおける「名将」たちの言葉を集めた語録である。サッカーという枠にとどまらず、私たちの琴線に触れる言葉たち。時に勇猛果敢であり、時に慈愛に満ちている。名将たちの経歴とともに、その言葉たちの意味をかみしめたい一冊だ。

印象に残った言葉

 ◇「あらゆる欠点には長所がある」―ヨハン・クライフ(p.26)

 ◇「人は本当に1回、2回、3回、あるいは4回でも転ぶことがあるかもしれない が、毎回起き上がれる。そういうことがいつか証明されなきゃならないと誰かが決めたんだ」―ユルゲン・クロップ(p.90)

 ◇「パスは未来に出せ。横パスは現在、バックパスは過去だ」

                                    ―アーセン・ベンゲル(p.46)

感想

サッカーが好きで、地元のJチームの試合観戦にも昨年までよく行っていた。

サッカーとは、面白いスポーツだ。一つのボールを蹴り合うスポーツなのに、監督が替わるとチームの姿ががらりと変わる。野球やバレーボール等とは異質なスポーツだと思う。

変わる要因は何なのか。チームを牽引する監督の哲学か、戦術なのか。“人間”の行うスポーツだな、と生で見るとよくわかる。

サッカーを“人生”に例える人がいる。山あり谷あり、高波もあれば、穏やかな時もある。監督も選手も生身の“人間”だ。そう考えながらこのスポーツを観ると、やはり面白い。

また2020年シーズンは地元チームの試合を観たい、観に行きたい、とこの本を読み、考えることができた。